こんにちは。株式会社クオリティア マーケティング部です。
企業は会社の情報や作業環境を守るために、ウイルス対策が必要と考えられます。一方で、昨今はPCの技術力向上によって、ウイルス対策が不要という声も聞かれます。しかし、ウイルスの脅威は現在も大きいため、企業は感染経路などを正確に把握し、適切な対策をとることが求められるでしょう。
本記事では企業はウイルス対策を行うべきなのか、リスクや具体的な対策などとあわせて解説します。
ウイルス対策の必要性に関して、疑問を持つ人が増えている傾向にあります。「ウイルス対策をしなくても問題ない」という意見もあるため、何を信じればいいのか分からないケースもあるでしょう。以下では、ウイルス対策の必要性について解説します。
昨今は、「ウイルス対策は不要」といわれることも増えています。最近のPCには最初からウイルス対策が施されているため、別途対策をとることは不要とされるケースもあります。実際にPCおよびOSが提供するセキュリティのレベルは高まっているため、適切なアップデートや情報収集ができれば、ある程度ウイルスに対抗することが可能です。
そもそもウイルス対策の必要性は、個人と企業で異なります。個人で利用するPCの場合、それほど高いセキュリティソフトを使わなくても、問題ないケースは増えています。しかし、重要な情報を扱う企業からすると、現代でもウイルス対策は重要視されているのが現状です。
ウイルス対策を怠った際に発生するリスクが、個人の場合と比較して大きいため、企業は積極的にPCのウイルス対策を実施する必要があると考えられます。
結論をいえば、企業にとってウイルス対策は必須です。ウイルス対策を適切に実施することは、企業の義務だといえるでしょう。以下では、企業にとってウイルス対策が必須である理由を解説します。
先にも解説したように。企業は個人と比較して、ウイルスに感染した際の被害が大きいです。仮に保有している個人情報の流出などが発生すれば、賠償金の支払いで会社が傾く可能性もあります。考えられる被害の大きさを想定すると、事前のウイルス対策は欠かせない施策になるでしょう。
あらためて、企業は「ウイルス対策が必須」と考えるべきです。ウイルス対策が不要という話は、あくまで個人単位を指すことが多い点に注意が必要です。インターネットでの検索結果を鵜呑みにせず、しっかりとウイルス対策を実施することが重要です。
万が一ウイルス対策を怠った場合、企業はさまざまなリスクを抱えることになります。そのリスクは自社の事業に悪影響を及ぼし、さまざまなデメリットにつながります。以下では、ウイルス対策を怠った場合に考えられるリスクを解説します。
ウイルス対策を怠ると、保有している情報が盗用され、個人や会社に損害が出る恐れがあります。会社のデータを悪用してウイルスが感染しているメールを送信するなど、被害拡大につながるケースも考えられるでしょう。企業は重要な情報を守るためにも、ウイルス対策に力を入れることが必須となります。
ウイルス感染によって、社内のデータが改ざん・破壊されるリスクも考えられます。重要な情報が閲覧できなくなったり、事業を進めるためのシステムが動かなくなったりと、多くのデメリットが想定されます。状況によってはプロジェクトを1から見直す必要が出てくるなど、事業に多大なダメージを与える可能性もあります。
これまで蓄積してきたデータの改ざん・破壊は、他の方法で取り返すことが難しいため、企業にとっては将来を左右するほどの損害になる可能性もあります。
PCに負荷のかかるプログラムを実行し、制御しきれずに内部を物理的に破壊するウイルスもあります。万が一複数のPCが感染して破壊された場合、買い替えによって多くのコストがかかります。買い替えが終了するまで事業はストップするため、経済的な損失は測りきれません。物理的な破壊行為を防ぐためにも、ウイルス感染を防ぐ対策が重要視されるでしょう。
PCがウイルスに感染した場合のことを想定して、対策を考えておくこともウイルス対策の一環です。どれだけセキュリティを強化しても、新しいウイルスや感染経路の発現などによって、感染のリスクに晒される可能性は否定できません。事前に感染した場合の対策を確認し、速やかに対処できる環境を整備することも重要です。
ウイルス感染したPCをネットワークから隔離し、他のPCへの感染拡大を防ぐのが基本的な対策です。感染したPCはインターネットからも遮断し、完全に分断して管理下に置きます。そのうえで感染したウイルスを特定し、必要な処置を実行することがポイントです。ウイルス感染したPCを放置していると、被害拡大の原因になります。
まずはネットワークからの隔離を最優先に実施し、被害を最小限に抑えましょう。
ウイルスを駆除するプログラムを実行し、感染したPCをクリーンにします。セキュリティソフトを活用して、ウイルスを削除する方法が一般的です。セキュリティソフトには、最新のウイルスを適切に処理するプログラムが導入されています。企業はさまざまなセキュリティソフトを比較し、高い機能を持つものを導入することがポイントです。
ウイルスへの感染が確認されたら、情報システム部など自社の担当者・部署に連絡します。情報システム部にウイルスに感染した場合のマニュアルや対策法があれば、指示を受けて適切な対処が可能です。ウイルスの脅威への対策として、特別な知識・技術を持つ人材を集めた、情報システム部を充実させることも重要です。
ウイルス対策のなかには、事前に対応できるものがあります。以下を参考に、事前にしておくべきウイルス対策を確認しておきましょう。
ウイルス対策の際に効果的なのが、セキュリティソフトの導入です。最新のセキュリティソフトを活用することで、安全な環境で事業を進められます。ウイルス感染する前に、PCにはセキュリティソフトを導入し、安全性を高めておくことが重要となるでしょう。
使用しているOSは最新バージョンにアップデートして、脆弱性をなくすことが重要です。OSはウイルスの侵入口となる脆弱性を発見次第、対策のためのアップデートを実施しています。アップデートパッチが配布されたら、速やかに適用して安全性を保つ必要があります。
アップデートを保留のままにしていると、その隙に脆弱性をつかれてウイルスが侵入する可能性が懸念されます。ウイルスの感染経路を放置しないためにも、最新情報はこまめに確認して素早い対策ができるように備えましょう。
ウイルス感染の可能性がある行動を抑制することも、対策の一環になります。例えば怪しいメールの開封や不審なURLへのアクセスなどは、ウイルス感染につながる可能性があります。従業員にウイルス感染の可能性がある行動を事前に説明し、注意喚起しておくことで感染を防ぎやすくなります。
ウイルス対策の実行時には、事前に把握しておくべき注意点があります。以下を参考に、ウイルス対策を実行する際の、注意すべきポイントをチェックしておきましょう。
企業がウイルス対策をする際には、セキュリティソフトプラスアルファで対抗することが基本です。セキュリティソフトを導入しただけでは、ウイルスやほかのマルウェアの感染を完全に防ぐのは難しいのが現状です。専門のソフトウェアなどを導入し、より安全性を高めることが重要な施策となります。
ウイルス対策を実施する際には、メールを安全に利用できる環境を用意することがポイントの1つです。メールを経由してウイルスに感染するケースは多いため、重点的に対策を取ることがおすすめです。メールの安全性を高めるための専門ソフトウェアをチェックし、自社の通信環境を見直してみると良いでしょう。
企業にとってウイルス対策は、欠かせない施策の1つです。昨今はPCやOSのセキュリティレベルが高まっているため、特別な対応は必要ないという意見もあります。しかし、企業として安全な環境を構築し、外部からの信頼を獲得するには、ウイルス対策が必要となるでしょう。
この機会にウイルス対策の基本と、リスクについて確認してみてください。ウイルス対策を実施する際には、クオリティアが提供する各種サービスの導入がおすすめです。中でも、標的型メール攻撃対策サービスの「Active! zone SS」はメールの安全性を高め、ウイルスをはじめとしたマルウェアの感染を防ぐための、環境構築がスムーズに進められます。
まずはクオリティアの各サービスの詳細を、資料請求などからお気軽にご確認くだささい。
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